喰っちゃあいかんのか?: 喰っちゃあいかんのか?:スッポン







釣キチちゃんの・・・
「喰っちゃあいかんのか?」

釣り好き釣キチガイの元サラリーマンがお送りする・・
変 食 探 訪  !
2010年08月05日

スッポン

スッポン2010 (39).jpg スッポン2010 (1).jpg

喰っちゃあいかんのか? へようこそ!

今日の食材は 「スッポン」です。
高級食材です。

急にお金持ちになった訳ではなく、もらった訳でもござりませぬ。

釣れたんです。
スッポン。

これは喰うしかなかろう?
あれこれ調べていると高級料亭などでは1ヶ月間泥抜きをしてうんぬんと。

1ヶ月だ?
そんなに待てるかいな。

2週間で十分だべ。
脱走防止の為、マキエバケツにて飼育。

っても水を替えるのみ。
マキエバケツはジッパーで蓋ができるのだ。

魚とちがってカルキ入り水道水でも呼吸に関係ないから問題なさそうではあるが・・・

念のため、1日汲み置きした水道水を使用。
前半、まさかの脱走2回。

ジッパーこじ開けて脱走するのです。
こやつは。

仕方がないのでジッパーとジッパーの間をハリガネでくくってみました。

さすがにここまではこじ開けられないよう。

毎日毎日水替え。
スッポンって元気ねぇ。

全然弱りません。

さて、2週間目がやってきた。
調理しましょうか?

スッポン2010 (3).jpg

衣装ケースにスッポンを移し、台所へ移動。
まずは頭を落とさなければならない。

なんでも逆さまにするとスッポンが首を出すので、その時に首をつかんで引っ張るらしい。

やってみるだよ。
逆さまにしてっと。

首が出てきたら掴んで・・・・・
って、コワイわい。

噛みついてきやがる。
なんと凶暴な。

ちょっと念のため、タオルでも使いますか?
はっ!・・ほっ!

スッポン2010 (5).jpg

おっし掴めた!
で、どうやって首切るんだい?

おいら右手で首つかんでるけど。
右利きなんですが。

失敗じゃ。
左手で首もたなきゃあ包丁使えんがね。

そろりそろりと持ちかえる。
ふひぃ〜なんとか完了。

スッポン2010 (6).jpg

そして、首を落とすなり。
落とした首から流血します。

スッポン2010 (10).jpg スッポン2010 (8).jpg

ま、血抜きみたいなもんだね。
一般にここで血を取って生き血として飲むんだとか?

個人的には寄生虫がコワイので飲みません。
よって、ここでは流してしまいます。

その後、お湯にドップリ漬けました。
周辺の薄皮が剥げてきます。

スッポン2010 (11).jpg

これを丁寧に取り除きます。
これだけでは、手足のまわりやシワになっている部分は取り除けません。

スッポン2010 (13).jpg スッポン2010 (17).jpg

後程個別に取り除きます。

頭の無いスッポンの裏側はこんな感じ。

スッポン2010 (18).jpg

それでは、甲羅のまわりに包丁を入れていきます。

スッポン2010 (21).jpg スッポン2010 (22).jpg

ひとまず、甲羅のまわりを一周しましょう。

スッポン2010 (25).jpg スッポン2010 (26).jpg

なかなかパッカンとは取れませんな。
まず、首の部分。

スッポン2010 (27).jpg

内部の付け根的部分は甲羅にくっついており、これを切断しないとはがせません。

スッポン2010 (30).jpg スッポン2010 (31).jpg

エンペラも切り取ります。
なんとか首の骨を切断し、甲羅を取り除きます。

次は裏側だす。
やわらかい部分に沿って包丁を入れます。

まず、尾側から。

スッポン2010 (34).jpg スッポン2010 (36).jpg

さて、頭側。

スッポン2010 (37).jpg

行きましょうか?

スッポン2010 (38).jpg スッポン2010 (39).jpg スッポン2010 (40).jpg スッポン2010 (41).jpg

甲羅との切り離しと、手足の切断を黙々と行います。

スッポン2010 (42).jpg スッポン2010 (44).jpg スッポン2010 (45).jpg スッポン2010 (46).jpg

そして、甲羅に残った肉を極力そぎ取ります。

スッポン2010 (48).jpg

そして、甲羅を切断。

スッポン2010 (49).jpg スッポン2010 (50).jpg

さて、手足の爪でも切り落しますか?
あれ?硬い。

さすが爬虫類。
安物の包丁では断ち切れません。

スッポン2010 (52).jpg スッポン2010 (53).jpg

では、金づちでたたきましょう!
あちょっ!

手足は改めて熱湯にくぐらせ、薄皮をしごいて取り除きます。

あとはもう喰いやすいように切るだけ。
今日も元気にスプラッタ。

スッポン2010 (60).jpg スッポン2010 (76).jpg

尻尾の中にはチン○が収納されています。

スッポン2010 (78).jpg

コイツは雄なんだね。

エンペラも適当な大きさに切り分けます。

スッポン2010 (80).jpg

はあ、やっと下ごしらえが終わった。

スッポン2010 (82).jpg スッポン2010 (87).jpg

さて、ここまで来ればその辺の食材となんら変わらない?
あとは、ダシとって鍋にするだけ。

まずは、熱湯に放り込んでアクを取り除きます。
お湯は捨てる。

スッポン2010 (90).jpg

その後、水&酒を入れひたすら煮ます。
しつこく出るアクはすくっていきます。

時間にして2時間くらいかな?
いいダシが出てそうです。

味付けは、シンプルに醤油とミリンと塩。
味見をしながら味を調えます。

焼きねぎ、エノキなんぞ加えて完成です。

スッポン2010 (91).jpg

ああぁ・・・長かった。
やっとでけた。

ネット上ではすんごく旨いような記載が多い。
信じていいのか?

で、では早速・・・
いっただっきもあぁ〜すぅ。

ん、んまいね。
美味しい。

でも、さんざん旨いだなんだって煽った記事が多かったもんでとてつもなく旨いもんだと思い込んでしまっていた。

はっきり言おう。
劇的に旨いほどではない。

一般食材として美味しい。
もちろん、プロが作ればまた違うかも。

1回喰ったからってそれが全てとは限らんもんね。

風味的にはどこかで味わったことがあるような?
でも思い出せない。

なぜか初めてな感じがしないのだ。
表現しにくいな。


レシピブログに参加しました!
ありきたりかい?


刺身のこと知りたかったら、これを読むべし。
さしみの科学―おいしさのひみつ (ベルソーブックス)


探せば図書館にもあると思うよん。

下記↓から他の家庭料理男の料理のブログが探せます!
料理旨いもん大好きな方は必見!

カテゴリー別になっていて、好みのブログが探しやすいです。
一度ご覧になった方も、応援でクリックしていただけるとうれしいです!

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ にほんブログ村 料理ブログ 男の料理へ ←クリックしてみなっせ!

皆さんいろんなブログを作成されてます。
参考になりますよ!

本を買うならアマゾン。
中古本(マーケットプレイス)もあり、中には1円〜なども。
本屋で買う前に必ずチェックだ!!
検索欄にキーワード入れてGO!


リンクシェアのアフィリエイトなら報酬1円から振込み!そして、振込み手数料も取られません! リスク無しどす!
アフィリエイトならリンクシェア

posted by 釣キチちゃん at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 喰っちゃあいかんのか?:スッポン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
アウトドア&フィッシング ナチュラム アウトドア&フィッシング ナチュラム