9月後半の宿毛産カサゴの巻き寿司

“喰っちゃあいかんのか？” へようこそ！

今日の食材は 「カサゴ」です。
カサゴはスズキ目メバル科カサゴ属の魚。

さあ、カサゴのお話です。
今回は宿毛産のカサゴ。

自分で釣ったんだよ？
すごいべ？



現在、大月町在住ですが、ちょっと離れるとすぐに宿毛市になっちゃう。
だから、カサゴ釣った場所は宿毛市なんだけど、宿毛市ってイメージの無い宿毛市なのだ。

何？話がめんどくさい？
おいらも書いててめんどくさかった。

ダイソーのジグで釣れました。
ジグは金属のかたまりみたいなルアーの事です。

なかなか良い型だと思いませんか？
でもね、1匹しか釣れなかったんだ。

残念な事だ。
カサゴが1匹あってもね・・・・

なぁ〜んて、言ってはならない。
貴重な食材なんだよ？

1匹だけなら、それをどうやって喰えば満足感が出るのか？
それを考えるべきだろう？

人間、思考停止したら終わりだぞ。
分かったかい？

で？何を作りましょう？
そうだね、お寿司にしましょう！

握りずしが多いから、今回は巻き寿司にしましょう。

なんと平凡な？平凡か？
いや、カサゴの巻き寿司なんて聞かないでしょ？

比較的身の硬いカサゴを巻き寿司にするなんて・・・・
へ？何が悪いのさ？

カサゴで巻き寿司作ったらいけない法律でもあるのか？
公序良俗に反するとでも言うのか？

言ってみろい。

なぜかシンクの上のカサゴ画像があったので乗せとく。



このカサゴ、なかなかカッコいい！
と、思いませんか？

さあ、ウロコを落としましょう。



その後、頭を落とし、内臓を抜いてキレイに洗います。
詳細な画像が無かったから、はしょった。



そして、おろしていきます。
2枚におろし・・・・



3枚におろします。



腹骨をすき取ります。



体側の骨は骨抜きで抜きます。



少しでも身肉が減らなくていいでしょ？
1匹しか無いしさ。



皮を引きましょう。
皮も使うよ。



カサゴのアラはこちら。
頭は半分に割っています。



カサゴの皮は湯引きにしました。
カサゴの皮は分厚いから利用価値があるよ。



庭からシソの葉を取ってきました。
もうね、葉っぱのフチが黒くなってます。



ほったらかし農法だからね。

9月も後半になれば、シソの葉っぱは枯れていきます。
その分、花が咲き、実が付いています。

シソの実は天ぷらがんまいよ。

スーパーのシソが年中出回ってるのってすごいね。
なぜだろう？調べた事ないな。

で、シソは細かく刻んておきましょう。
貴重なシソだ。



カサゴの身は薄めに切りつけます。
巻き寿司だから、棒状にカットしても良いかも知れない。



切りつけたカサゴとカサゴの皮、刻んだシソを巻き寿司にして完成。
この一皿の為に頑張ったんだよ。

だれか褒めちくで。



しかし、あれだね。
白身の魚だと、巻き寿司にすると色合いが単調だね。

ま、いっか？

カサゴのアラで味噌汁も作りましたよ。
副材料はありません。具はカサゴのみです。

誰か、おいらに野菜をおくれ。



さあ、それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ〜す！

もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
おいちい♪

海苔の風味も加わるから、握り寿司とは異なる味わい。
そういえば、ワサビ入れるの忘れてた。

で、この一口サイズが良いね。
食いちぎる必要が無いもの。

太巻きだと、一口って訳にはいかないもんね？
何？一口で食べれる？

おまい、喉詰まらせるぞ！
やめておきなさい。

カサゴの味噌汁も頂きましょう。
ずぴぴぴ・・・・

んまいっ！

カサゴは唐揚げと共に味噌汁は定番ですもんね。
たった1匹のカサゴでしたが、満足しましたぞ。

みんなも、いろんなモン巻いてみたら面白いんじゃないか？

んごっ！

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”喰っちゃあいかんのか？”


刺身のこと知りたかったら、これを読むべし。
探せば図書館にもあると思うよん。
さしみの科学―おいしさのひみつ (ベルソーブックス)

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