釣キチちゃんの・・・
「喰っちゃあいかんのか?」
釣り好き釣キチガイの元サラリーマンがお送りする・・
変 食 探 訪 !
2024年08月29日
4月中旬の高知県産ヒラメのお刺身他あれこれ喰い尽し
“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「ヒラメ」です。
ヒラメはカレイ目ヒラメ科ヒラメ属の魚。
さて、ヒラメのお話だよ。
寒い時期にはヒラメを狙って出撃するんだが、今回のヒラメは4月中旬の獲物なのだ。
ここ高知県ではヒラメの産卵期は12〜4月。
で、1〜3月がメインらしい。
だとすれば、4月中旬は抱卵中か産卵後にあたる訳だね。
この時、おいらは福良川の河口でメタルジグを投げていた。
知る人ぞ知るダイワのファントムIIの60gだ。
狙う魚は・・・・
そう、エソである。
たまに大きなエソが釣れるのだ。
そんな中、何かが掛かった!
それなりの手ごたえだ。
おお、何かでかいのきちゃった。
そんな感じ。
無論、エソ狙いなんでタモ網など持っていない。
正確には車の中だ。
潮位が高めだったので、排水?用のコンクリの土管状の上に降り、グリップでキャッチ。
やったぞなもし。
ほくちん頑張った。
そのサイズ・・・・・
なんと80cmオーバー。
うっひゃぁ〜!!!
いくら何でもでかすぎないか?
小物師のおいらはビビった。
でも、とてもうれしかったね。
どうせなら、ヒラメ狙ってる時に釣れてくれ・・・・
と、心の中で思った。
ココだけの話だぞうぅ〜
みんな内緒にしちくれ。
で、袋にヒラメを入れ、帰宅。
小物師のおいらも、万が一に備え、車の中には大き目の袋を入れている。
はい、シンクの中に転がるヒラメちゃん。
どっ、どうした?
流血してるじゃないか?
何?おまいがやったんじゃないか?
へ?もうばれちゃった?
てへっ♡
なんだな、大きな獲物は釣る分にはいいが、一般家庭では処理がしにくい。
シンクのギリだし、いや若干オーバーしてるし、そんなでかいまな板無いしよ。
正確には長いのは持っている。
ウナギ用に。
さあ、まずはウロコを落としましょう。
ウロコ落としでガシガシしても良いのだが、魚がでかすぎるわ。
なもんで、飛び散らないように今回はウロコはそぎ落としてみた。
で、頭を落とし、内臓を抜き、キレイに洗う。
キレイに洗うんだぞっ!
で、では、おろしていきましょう〜
まずは1枚目。
やはり、ヒラメのこの角度はそそりますね。
この、のっかてる感がとても良い。
で、表面が終わり・・・・・
裏面の処理が終わった・・・・
素晴らしい歩留まりではなかろうか?
カサゴとは違うね。
その後、腹骨&体側の骨を除き皮を引きます。
はいさ・・・・
ほいさ・・・・
はい、こちらが引いた皮でございます。
ヒラメは表と裏では身肉の色合いが違うよね。
見た目そのまんまで、表面は黒っぽく、裏面は明るい色合いをしている。
そういえば、オキザヨリもそんな感じだったね。
背側があからさまに黒っぽく、腹側は明るい色合いだった。
面白いもんだな。
ひとまず、サクの部分はキッチンペーパーに巻いて保管。
ヒラメのアラを適当にスプラッタ。
胃袋と肝臓をつまみ出し、胃袋はヌメリを除きます。
捨てたりはせぬわ。
ふんっ!
何?ヒラメの口の中が見たい?
おまい、覗き願望でもあるのか?
ヒラメの口の中見てコーフンすんのか?
よし、おまいの願望をおいらが叶えてあげよう!
はいっ!
ちょっと、ホラーな感じもするな。
何?ピンボケ?
つまらん突っ込みするでない。
小さいヤツじゃな。
で、ヒラメの頭も半分に割る。
あちゃっ!!
お腹すいたな、ちょっとオヤツでも喰うか・・・
ん?ポテチ?
そんなもんがある訳が無かろう?
オヤツと言ったら、ヒラメの肝臓だろう?
そうだろう?
と、言う事で表面の殺菌がてら一瞬熱湯にくぐらせた肝臓を食す。
半ボイル?いや、ほぼ生だね。
醤油で頂くとしよう。
で、では。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
ねっとりとした肝臓の味わい。
比較的上品、あくまで比較的だ。
さあ、作業を続けよう。
ヒラメの皮を軽く湯引きして刻む。
ヒラメの胃袋を軽くボイルして刻む。
でもって、ボールで合わせる。
「あぁ〜まぜちゃダメぇ〜〜〜」
って、聞こえませんでしたか?
何?聞こえた?
おっ、おまい病気だぞ。
病院行ってこい。
おいらには聞こえんかった。
ここでポン酢を作成。
酢と醤油と塩&かんきつ系。
だたそれだけ。
市販のポン酢は香料臭くて個人的にダメ。
値段も高いし、こちらが欲しい塩分より低い。
だから、自作さ。
たいした事はしない。
さっきの材料を混ぜるだけ。
1:2:0.5 & 柑橘だ。
個人的には、魚介にはスダチが最高だと思っている。
塩の0.5はMAX量だ。
かなりの高塩分が欲しい時の量。
お刺身のつけ汁にする場合とかですね。
味見をしながら加えるのがいいかも。
使用シーンに合わせて調整しよう。
みんな覚えているかい?
この割合は叫ぶんだぞ?
さあ、みんなで空に向かって叫ぼう!
「いったい〜にぃ〜たいぃ〜れ〜てん〜ごぉ〜〜〜〜〜!!!!」
ちゃんと叫んだかい?
何?叫んだ?
嘘つきめっ!
でだ、作成したポン酢とボールに入れた具材を混ぜ合わせる。
器に盛りつけて、完成。
はあ、はあ・・・疲れたな。
おっと、ヒラメのサクを忘れてたな。
やはり、お刺身だよね?
さあ、切りつけよう!
えっさ、ほいさっ・・・・
で、でけた。
やあ、んまぞうでち♪
まずはお刺身からっ。
いっただっきもぁ〜す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
おいちい♡
旬と言われる季節を超えてはいるが、このヒラメはおいちい。
まだまだ大量にあるから喰い放題だなん。
お次は・・・・・
胃袋と皮のポン酢和え。
それでは早速・・・・・・
いっただっきもぁ〜す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
何だろう?
この食感と風味、とても淡い脂の味わい。
これを美味しいと感じるのはなぜだろう?
アメリカ人とかが喰っても、んまいと思える旨さなのだろうか?
と、いつも思う。
あ、それを言ったら刺身もそうだよね?
んごっ!
後日ではあるが、ヒラメの頭は焼き物に。
思ったより、喰うとこあります。
その他のアラは唐揚げに。
元がでかかったので、ヒレをボリボリ喰う事はできずだ。
サクの一部はお寿司に。
お寿司は、すりおろしショウガ、ユカリ、粉末コンブをかまして握りました。
無論、興味本位で色々やってみたのだ。
ショウガは水っぽく、ユカリはサリザリした食感、粉末コンプはねっとり。
やはり、ワサビかもみじおろしがいいね。
でも、それなりに楽しめましたよ。
こりゃ喰えないって事はありません。
ちなみに、赤いのは別件のクロマグロでございます。
それぞれ美味しく頂きました。
大きな魚を最後まで喰いつくすのは、エネルギーを使うもんだな。
ウキッ!
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”喰っちゃあいかんのか?”
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